この度第16回ALPS研究会を、那覇文化芸術劇場なはーとにて開催させていただくことになり、ご案内申し上げます。
ALPS研究会は、アルカリホスファターゼ(ALP)に関する研究・検査・臨床に従事する基礎および臨床の研究者が一堂に会する貴重な機会として、1995年の新潟での第1回開催以来、28年の歴史を重ねて参りました。今回、初めて沖縄での開催となります。沖縄は遺伝性疾患が多く、低ホスファターゼ症(HPP)も高頻度で見られる傾向があることから、本研究会を開催する意義は大きいと考えております。本研究会では、ガイドライン改訂に向けた最新の知見や、アスホターゼアルファによる治療効果に関する長期的な観察結果なども共有されることと期待しております。
ランチョンセミナーは大阪大学大学院歯学研究科小児歯科学仲野和彦先生による、“HPP における歯科所見のアップデート—この15年のアプローチで見えてきたもの(仮題)”、特別講演は大阪母子医療センター研究所骨発育疾患研究部門道上敏美先生による、“低ホスファターゼ症診療ガイドラインの改訂(仮題)”という題名でのご講演を予定しております。また低ホスファターゼ症患者会さまとの交流会および懇親会も予定しております。
皆様からの一般演題を広く募集いたしますので、奮ってご応募いただきますようお願い申し上げます。
美しい自然と豊かな文化に恵まれた沖縄の地で、実り多い議論と交流の場となることを心より願っております。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
日時:2025(令和6)年7月19日(土)
会場:那覇文化芸術劇場なはーと 小劇場
主催 琉球大学大学院医学研究科顎顔面口腔機能再建学 中村博幸(大会長)河野俊広(準備委員長)
連絡先 tkawano@med.u-ryukyu.ac.jp(河野)